レポート:フォントサイズを 128 以上で印字を行う方法 |
対象バージョン : 97, 2000, 2002, 2003
最終更新日 : 2005/04/25
(オリジナル作成日:1998/08/25)
概 要
レポートに貼り付けたテキストボックスコントロール等では、フォントサイズの指定は 1 〜 127 との制限がありますが、128 以上のサイズで印字する方法です。
解 説
各コントロールでのフォントサイズの制限は変えられませんので、Report オブジェクトの Print メソッドを用いて代替することにより印字が可能となります。
まず、レポートのデザインで、表示するフィールドを、表示する希望位置に貼り付けます。
このコントロールの名前を仮に Fld1 とします。
レポートの "詳細" セクションでの [フォーマット時/OnFormat] でのイベントプロシージャを次のように作成します。
Public Sub 詳細_Format(Cancel As Integer, FormatCount As Integer) Me!Fld1.Visible = False ' 貼り付けたコントロールを非表示にする Me.FontSize = 128 ' 希望するフォントサイズを指定 Me.CurrentX = Me!Fld1.Left Me.CurrentY = Me!Fld1.Top Me.Print Me!Fld1 End Sub
Fld1 を貼り付けた位置の Top と Left の各プロパティの値を取得し、Report オブジェクトの印字開始位置を CurrentX, CurrentY プロパティに設定し、その後、Print メソッドにより Fld1 の内容を印字しています。
補 足
改定履歴