フィールドのプロパティ変更時の Access の動作
DAO の Field オブジェクトのプロパティには、Type のように登録された後は読み取り専用となるものがあります。
このため、Access のデザインビューで "データ型" 等を変更した場合、次のような動作を行っているものと思われます。
1.変更後のプロパティの値で仮のフィールドを追加する。
2.変更前のフィールドから、追加されたフィールドへ値を複写する。この時、必要であれば、型の変換を行う。
3.変更前のフィールドを削除し、追加された仮のフィールドを変更前の名前に変更する。
ところで、Jet の制限として、一つのテーブルに定義できるフィールド数の上限は 255 となっています。
上記1でフィールドを追加する際にも当然この制限にかかります。
仮に、250 のフィールドを持つテーブルで、10 のフィールドに変更を加えようとすると、「定義されているフィールドが多すぎます。」とのエラーが発生することになります。