Access の各オブジェクトの管理

以下のシステムテーブルにより、オブジェクトの管理が行われています。


MSysObjects (97, 2000)

このシステムテーブルに、開いている mdb に格納されている全オブジェクトの情報が登録されています。
Access Application オブジェクトのうち、フォーム・レポート・マクロはロングバイナリデータとして保存されているようです。


MSysACEs (97, 2000)

各オブジェクトのアクセス権限情報が登録されています。


MSysModules (97)

(不明。 Ver.7.0 までは次の MSysModules2 と同内容。)

MSysModules2 (97)

標準モジュール、クラスモジュール(フォーム・レポートのクラスモジュールを含む)の情報が登録されています。


MSysQueries (97, 2000)

クエリーの定義情報が登録されています。


MSysRelationships (97, 2000)

リレーションシップの定義情報が登録されています。


MSysAccessObjects (2000)

(調査中)


以下のシステムオブジェクトは、管理対象となるオブジェクトが作成された段階で作成されます。


MSysCmdbars (97)

ユーザー定義のツーバー・コマンドバーの定義情報です。


MSysIMEXSpecs, MSysIMEXColumns (97, 2000)

テキストファイルや HTML のインポート・エクスポート、定義情報です。

この情報は、テキストファイルをテーブルとしてアタッチする際にも使用されます。

MSysIMEXSpecs はファイルタイプや区切り文字など、それぞれの操作全体にかかわる情報が登録されています。

MSysIMEXColumns は各フィールドのデータ型、バイト位置などの情報が登録されています。

内容の詳細は「インポート・エクスポート定義ファイルの内容」をご参照ください。


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